医学部対応|小論文の学習法

無料添削|丁寧で理解しやすい、何より弱点がよく分かる

無料添削のご案内

無料課題について、メール・電話にて、1人1回限り、無料添削・無料アドバイスを実施します。

無料課題

以下のテーマから選んで、あなたの思うことを書いてください。400字以上~1000字以内で自由です。目標とする学校の字数に合わせて書きましょう。

  • 『これからの数年で学びたいこと』
  • 『大学に行く意味』
  • 『東京五輪2020が成功する条件』

添削対象

  • 大学受験生/大学院受験生
  • 都立中受検生
  • 就職・転職活動/昇進試験
  • その他(小論文が必要な方)

提出方法

小論文を書いて、『問い合わせ』から、写真かテキストで送ってください。なお、写真の容量は6MB以下の設定となっております。

テーマ別・小論文の添削例

ここで引用している答案例は、十分合格可能な答案です。しかし、『完璧な小論文』ではありません。小論文指導・小論文学習の指針として、有用な答案を選びました。

インフォームド・コンセント

著者はなぜ共同決定することが必要であると説いているのか。その理由とそれに対するあなたの考えを述べなさい。 ( 東京医科歯科大学(医学部医学科)2011年 出題)

模範解答の一部

著者が共同決定の必要性を説くのは、医師-患者双方向の情報の流れが認められなければ、望ましい医師-患者関係は構築できないと考えているからだ。

医学部の実践小論文(教学社)p20

添削の視点①

ここで問われていることは、『必要性』を『説いている』理由です。

「必要だ、なぜか」

この問いに対する答え方は、以下の2つのどちらかを選ぶ必要があります。

  • 〇〇を実現しなければいけないからだ。
  • 〇〇という問題がおきるからだ。

この形になっていない本小論文は、十分に添削しがいがあります。

添削の視点②

本文のテーマは、『意思決定』についてです。そして、記述されているのは、『意思決定』のプロセスについてです。

つまり、共同決定の目的は、あくまで『どう決定されるべきか』であり、関係の構築を目的とするものではありません。そう考えると、『望ましい医師-患者関係』の構築は、答案として適切ではありません。

食品の安全

「食品の安全」にかかわる問題が散見されています。これを確保するためにどうしたらよいか、あなたの意見を1,000字以内にまとめて述べなさい。(横浜市立大学(医学部医学科)2008年 出題)

模範解答の一部

老舗の菓子メーカーの消費期限切れ問題を発端として、偽装牛ミンチ事件を起こした食肉会社や製造日の偽装が発覚した製菓会社など、本来、食を安全に提供すべき企業の社会的責任が現在大きな問題となっている。

これらの事件の根底にあるのは、企業の徹底した利益優先主義であり、それが消費者の利益を無視したモラル・意識の低下につながっていると考えられる。したがって、「食品の安全」を確保するためには、企業のコンプライアンスをいかに徹底させるかが重要である。

医学部の実践小論文(教学社)p216

添削の視点①

この1段落目は、完全に蛇足です。こういういう問題が起きているからこそ、本出題がなされているのです。知識をひけらかしただけで、本来、もっと書くべき内容が、この段落によって書けなくなっています。

添削の視点②

『「食の安全」を確保するためには、企業のコンプライアンスをいかに徹底させるかが重要である』という結論。これでは、当たり前のことしか書けていません。

この出題を丁寧にかみ砕いてみましょう。

  • 「食品の安全」が脅かされていますね
  • 企業の姿勢(コンプライアンス)が問われる問題ですね
  • では、企業の姿勢(コンプライアンス)は、どうあるべきでしょうか

つまり、「企業のコンプライアンスがどうあるべきか」「どうすれば企業のコンプライアンスを確保できるか」について書かなければ、「これを確保するためにどうしたらよいか」という問いには、答えたことにはならないのです。

現代の若者

現代の若者の問題点について。

模範答案の一部

つまり、共認関係の構築の不十分さが、若者が引き起こす諸問題の原因の一つであると考えられる。

小論文の完全ネタ本(文英堂)p213

添削の視点

この答案は、書くべき内容・方針を完全に誤っています。

  • 若者の問題点は、こういうことだ。

問いにきちんと答えるならば、こういう文章が結論にこなければいけません。そして、その『こういうこと』の内容がどうであれ、その先には、根拠や、具体的な例がこなければなりません。

にもかかわらず、2段落目の最後に、「若者が引き起こす諸問題」の「原因の一つ」というような、一般論が来ることはおかしいのです。

日本語の乱れ

日本語の乱れについて。

模範答案の一部

日本語の乱れに対応していくことが必要だと思う。

小論文の完全ネタ本(文英堂)p208

添削の視点

このような一般論の出題の場合、結論に悩む人は多いと思います。

そういう時は、『このテーマで、どういうことが前提とされているか』を、洗い出してみると、何を書くべきかが分かります。

  1. 「日本語が乱れている」ことが前提とされている場合
  2. 「日本語は乱れていない」ことが前提とされている場合
  3. 日本語が乱れているかどうか分からない場合

そして、この前提条件から判断すると、この小論文の結論は、以下の2つしかありません。

  • 私は、今の日本語は、乱れているわけではないと思う。
  • 私は、今の日本語は、乱れすぎだと思う。

そのため、この『日本語の乱れに対応していくことが必要だと思う』という結論は、不適切です。

また、『言語が乱れること』『言語は変化するので、対応していく必要があること』は、当たり前のこと過ぎて、論じる意味もありません。「友情は大切だと思う」「勉強することは大切だと思う」という結論を書いているのと、そんなに変わりません。

2つの意味で、この模範解答の結論は、不適切なのです。

小論文対策の分析

伸びない小論文対策

  • 成長が実感できない
  • 授業を受ける目的が分からない
  • 模範解答の良さが分からない

 ⇒ なんとなく続けても、書き慣れる程度で、実力は伸びません!

伸びる小論文対策

  • 理解を確認|自分が課題文・テーマを正しく理解できているか確認する
  • 分かるまで|自分が知らないこと、分からないことについては、分かるまで読み込む
  • 意図を確認|小論文を読んで、自分がどう書きたかったか、しっかり確認する
  • 書きなおす|本当はどう書くべきだったか、どうすれば自力で書けるようになるかを意識しながら、何度でも書きなおす

授業で伸びるタイプ

  • 先生頼る型|小論文の先生にガンガン付きまとって、どんどんコメントをもらうタイプの人は、どんどん伸びます
  • 知人頼る型|1つの小論文について、何本も文章を書いて、いろいろな人に読んでもらってコメントをもらうタイプの人は、どんどん伸びます。
このタイプが伸びる理由
  • 理想との距離|先生と自分の『考えていることの違い』を意識できるので、理想と現実の距離をイメージしながら、勉強を進めていくことができます。
  • 直感的な分かりやすさ|「これ、おかしいんじゃない?」「ここが分かりづらい」などの、直感的なコメントをもらえるため、小論文力を客観的に改善していけます。
伸びるタイプじゃないなら…
  • 家庭教師/個別指導で丁寧に指導してもらう
  • あとは………?

小論文の勉強法

『テーマを理解する力』を高める

授業を聞いても磨かれない

現代文・小論文共通で、どんなに上手な解説を聞いたところで、課題文/出題意図を理解する力は、ほとんど向上していません。

必要のはこんな対策

課題文/出題意図を理解する力を向上させるためには、「著者の主張は何か」「どういうことを書くべきかを」について確認して、正していかなければなりません。

テーマについて、人と意見をぶつけ合うのも良いかもしれません。また、先生に、自分の意見をぶつけてみるのも良いでしょう。

言葉にして話してみることで、自分の頭の中で情報が整理できたり、自分の分かっていなかったことに気付けます。

自力で勉強するなら

現代文・小論文の課題文を読んだら、見なくても人に説明できるぐらいまで、しっかり理解しましょう。

問題を解くよりも、要約をする方が、理解は深まります。段落ごとに30字程度で要約して、最後に全文を要約するような習慣をつけるといいでしょう。

『論理的な文章を書く力』

授業を聞いても磨かれない

どんなに上手な解説を聞いても、自分が上手な小論文を書けるようになるわけではありません。授業をしっかり聞いたぐらいで書けるようになるなら、添削なんて必要ないのです。

大切なことは、 『自分が書こうとした方針』で、どう書くべきかっだのかを理解することなのです。

必要なのはこんな対策

大切なことは、自分の書いたことが、ストレートに人に伝わっているかです。誰かに読んでもらって、きちんと確認しましょう。

  • 知識・理解が間違っているところ
  • 分かりづらいところ

ここまで指摘してもらえたら、高い学習効率になるでしょう。

自分で勉強するなら

テキスト・問題集に掲載されている模範答案は、普通は受験生の答案をもとに作られています。そのため、完璧な小論文というよりは、十分合格できるレベルの小論文が多く選ばれています。

それを上手に活用しましょう。模範答案の1つ1つを、自力でしっかり添削・修正して、完璧な小論文を作り上げる訓練が有効です。

次の段では、『正しい小論文添削』について解説致します。ぜひ、参考にしてみてください。

個別指導のご案内

  • 大学受験のみならず、留学・就職・転職・昇進等のための小論文の書き方を指導してきました
  • 学生だけでなく、管理職や弁護士などの文章も指導してきました

 ⇒ 体験したことのない”丁寧”な個別指導を

指導概要

  • 練馬駅近くの教室にて指導OK
  • 都内23区、近郊OK
  • 喫茶店指導OK
  • 昼間の指導OK
  • 不定期指導OK

指導の大きい流れ

  1. 最初の1~2回ぐらいは、段落を30字程度で要約してもらう訓練をします
  2. 次の1~2回ぐらいは、全体を要約して、それを何も見ないで説明する訓練をします
  3. それが終わったら、目標の傾向に合わせて、小論文課題に取り組みます

30字程度の段落要約の目的

  • ポイントを過不足なくコンパクトに指摘できるようになる
  • 1つ1つの段落の意味を考えられるようになる
  • 次の段落でどういうことが書いてあるべきか、想像できるようになる

全体要約の目的

  • 著者の意見を過不足なくコンパクトに指摘できるようになる
  • 反対説も含めて、議論の構造を理解できるようになる
  • 小論文を書く際に考慮すべき前提条件と論点を把握できるようになる

小論文指導の目的

  • 自分の主張・論拠をコンパクトに構成できるようになる
  • 複数の案から、失敗しない案を選択できるようになる
  • 何度でも書き直して、自分の方針に基づく『完璧な小論文』を作り上げ、理想と現状の距離を正確に把握し、改善していく
  • 論理のごまかしのないコンパクトで過不足のない小論文を、一発で書けるようになる