日本語の乱れ(参考書より)

◆国が認定した教育事業となりました

平成31年7月31日(水)、弊社が企画した作文・小論文のDVD教材を作成するプロジェクトが、国の事業に認定されました。今後の活動にも、ぜひご注目くださいませ。<参考ページ

出題内容

日本語の乱れについて。

模範答案で書かれている内容

日本語の乱れに対応していくことが必要だと思う。

小論文の完全ネタ本(文英堂)p208

添削の視点

このような一般論の出題の場合、結論に悩む人は多いと思います。

そういう時は、『このテーマで、どういうことが前提とされているか』を、洗い出してみると、何を書くべきかが分かります。

  1. 「日本語が乱れている」ことが前提とされている場合
  2. 「日本語は乱れていない」ことが前提とされている場合
  3. 日本語が乱れているかどうか分からない場合

そして、この前提条件から判断すると、この小論文の結論は、以下の2つしかありません。

  • 私は、今の日本語は、乱れているわけではないと思う。
  • 私は、今の日本語は、乱れすぎだと思う。

そのため、この『日本語の乱れに対応していくことが必要だと思う』という結論は、不適切です。

また、『言語が乱れること』『言語は変化するので、対応していく必要があること』は、当たり前のこと過ぎて、論じる意味もありません。「友情は大切だと思う」「勉強することは大切だと思う」という結論を書いているのと、そんなに変わりません。

2つの意味で、この模範解答の結論は、不適切なのです。