英語|3か月勉強法⑤|難関レベル

◆国が認定した教育事業となりました

平成31年7月31日(水)、弊社が企画した作文・小論文のDVD教材を作成するプロジェクトが、国の事業に認定されました。今後の活動にも、ぜひご注目くださいませ。<参考ページ

難関レベルでも、やること自体は同じであると認識しましょう

やることは一緒です。英文法の参考書と辞書をそばにおいて、1語1語、丁寧に役割を与え、訳すだけです。

ただし、課題文の難しさはけた違いです。日本語訳を読んだとしても、ノーストレスでは読めないものが多くなってきます。

これに取り組む理由は、「文章を、単に正確に訳すことができるだけでは、読んだことにならない」という感覚を、しっかり身につけてもらうためです。訳すだけではなくて、文章をしっかり理解してほしいのです。

日本語でも読んでも簡単ではない文章を読むことで、そういう能力は初めて磨かれます。日本語で書かれていれば、だいたい理解できていしまうような文章なら、内容が想像できてしまうため、『読解』の訓練にはならないのです。

ですから、この難しい長文へのチャレンジが大切なのです。

慶應の英文和訳に取り組んでみましょう

こちらも、2011年の文学部の問題から。

なお、この試験では、辞書の持ち込みが認められています。「辞書持ち込めるから楽だよね」とはなりません。「単語の訳が分かったところで、きちんと読む習慣がついてなかったら、読めないよ」というメッセージです。

Of the personal memoirs of Hiroshima that I know – which are those that have been translated from the Japanese – all but one have this in common, that they are gatherings of images rather than continuous narratives.

私が知っている広島に関する回顧録(日本語から翻訳されたもの)について、1つを除く全ては、一連の物語というよりも、むしろ、イメージの集まりであるという共通点を持っている。

どうでしょうか。訳を読んでも、まだまだ内容はさっぱり分からないはずです。

これがどういうことなのか、仮説を立てながら読みます。

仮説を立てながら読み進め、文章ではなくて、著者が言いたいことを理解することこそが、文章・課題文を「読んで理解する」「読解する」ということなのです。

東大の英文和訳に取り組んでみましょう

こちらも、2011年の問題から。東京大学は、英語は文理共通です。

Familiarity with basic science is more important than ever, but conventional introductory courses in science do not always provide the necessary understanding.

基礎的な科学へのたしなみは、かつてなく重要になっているが、科学の一般的な入門コースが必要な理解を提供してくれるとは限らない。

あれ?意外と読みやすい?

そう思いませんでしたか?ちなみにこれは、要約問題の第1文です。

実は、東大の英語は、難問と言うよりも、正確に理解し、しっかり記述するという訓練が重要なのです。

ですから、文章の難易度としては高くない文章が出題される場合も少なくありません。もちろん、理解する訓練教材としては十分ですから、取り組む価値は高いです。

そういう意味では、慶應より先に、こちらに取り組んでも良いかもしれません。

訳せる=読めるではないことを痛感できればOKです

「慶應・東大の文章がスイスイ読めるようになるため」に、この取り組みをするわけではありません。

「訳せる=読める」ではないことを理解し、「文章をしっかり理解する感覚を掴む」ことが、この取り組みの目的です。この課題を延々とやり続けるのは、現段階では意味がありません。

数日から1週間ぐらい訳してみたら、「全部訳すまで」なんて考えずに、センター試験に戻りましょう。そして、ついに問題演習に取り組んでみましょう。

指導のご案内

難関校を目指す方
英文読解を得意にしたい方

1文ずつ、丁寧に全訳してもらいます。そして、著者が何を言いたいか、どういう内容が前提になっているか、文章はどういう結論に進みそうか、仮説を立て、説明してもらいます。

全文訳に取り組む場合もあれば、時間制限をして仮説を立てながら全体を読んでもらい、口頭で内容説明してもらったり問題を解いてもらう場合もあります。学習目的と授業時間により、柔軟に指導致します。

このような指導を受けてみたければ、ぜひ、ご相談ください。