作文・小論文における『実力』とは何か
『作文・小論文における『実力』とは何か』ということ自体、作文・小論文のテーマとして、書いてみて頂きたいものではありますが。
作文・小論文はもちろん、何かを考える時には、ただなんとなく考えるのではなく、きちんと『定義』をすることが大切です。
作文・小論文を書く場合に、どんな作業を行うか考えてみます。その個々の作業能力が『実力』であり、『実力アップ』をしたいと思ったら、1つ1つの作業能力のレベルを高める必要があります。
作文・小論文における作業を洗い出す
- 課題文を読む
(線を引きながら) - 課題文を理解し、情報を整理する
- どんな作文・小論文にするか検討する
⇒答案を構成する - 文章にする
これらが、作文・小論文における作業です
作業の中身を考える
課題文を、思い込み抜きに、正確に読まなければなりません。 線も上手に引けたほうが良いです。
課題文で与えられた情報を整理して、著者が言っていること、言っていないこと、著者がポイントと考えていることなどを、上手に整理できる必要があります。
理解した内容を踏まえて、作文・小論文が書きやすいように、しっかり答案を構成する必要があります。
答案構成ができたら、それを正確に、過不足なく表現できなければなりません。
『実力アップ』のために
それぞれの作業の質を高めることが、『実力アップ』となります。
例えば、線を引くのが苦手・雑なら、まずは線を引く訓練にしっかり取り組みましょう。
また、もっとレベルの高い文章が読めるようになりたければ、レベルの高い文章で、線を引き、理解する訓練をする必要があります。
毎日、なんとなく課題文を読み、作文・小論文を書いて、復習したとしても、1つ1つの能力は向上しません。
1つ1つの要素について、「今日はこれをできるようになろう」と意識して、しっかり取り組む必要があるのです。
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私立開成中学・高校卒
私立上智大学法学部・法学研究科卒
SAPIX(算数)・早稲田アカデミー(算数・数学・理科)などでも指導を行った後、enaの個別指導で教室責任者に。喘息治療のため、退職。
現在は喘息も寛解し、指導の現場に復帰。「基本を大切にする」「今できる事から少しずつチャレンジする」という内容の指導を行っている。
- 対象年齢は、10歳程度から70歳程度まで
- 受講生は、受験生・経営者・社会人・主婦など
- 指導内容は、受験・就職・転職・独立・経営など